腓骨骨折

 腓骨骨折は、おおまかに言うと、「骨端部」「骨幹端部」「骨幹部」の骨折に分けることが出来ます。
 腓骨骨折のみならず、腓骨神経麻痺も生じた場合は、後述のとおり、重い後遺障害が残る可能性があります。

後遺障害等級

偽関節

 腓骨においては、骨端部(※骨幹端部とは異なる)ではなく、骨幹部又は骨幹端部に偽関節が残存した場合に12級8号に該当します。

変形障害

 腓骨のみの変形であっても、その程度が著しい場合は、12級8号に該当します。

腓骨神経麻痺

 下腿の外側から足背ならびに第5趾を除いた足趾背側にかけて痺れたり、感覚鈍麻が生じます。足首(足関節)と足指を持ち上げることが出来ず、下垂足(drop foot)になる場合があります。

腓骨神経麻痺の後遺障害等級

足関節(足首)の可動域制限

 足関節(足首)に可動域制限が残ってしまった場合は、可動域制限の程度に応じて12級7号(4分の3以下)、10級11号(2分の1以下)、8級7号(神経麻痺のために自分で足首を動かせなくなった状態)が認定されます。

足指の可動域制限

 親指(第1足趾)の指節間関節の可動域が2分の1以下になってしまった状態、又は、他の4本の指が中足指節関節又は近位指節間関節の可動域が2分の1以下になった場合に12級12号に該当します。