大腿骨骨折と診断されるケース

例えば、バイクに乗車中の交通事故、自転車に乗車中の交通事故、歩行中の交通事故において、大腿部に車の衝突を受け、大腿骨骨折が生じることがあります。また、転倒の際に大腿部を路面で強く打ち付けた際の衝撃により発生することがあるようです。

大腿骨骨折の種類

大腿骨の骨折は、おおまかに言うと「大腿骨骨頸部骨折」「大腿骨転子部骨折」「大腿骨骨幹部骨折」があります。

大腿骨骨折の後遺障害等級

人工骨頭置換術をした場合

人工骨頭置換術をした場合、10級11号が認定されます。
人工骨頭置換術をした後に、股関節の可動域(屈曲・伸展、外転・内転)が2分の1以下に制限された場合は、8級7号が認定されます。

可動域制限

人工骨頭置換術をしなかった場合でも、可動域制限が残ってしまった場合は、可動域制限の程度に応じて12級7号(4分の3以下)、10級10号(2分の1以下)、8級7号が認定されます。

足の短縮について

足が短くなってしまったのが1㎝~3㎝未満の場合は13級8号、3㎝~5㎝未満は10級8号、5㎝以上の場合は8級5号が認定されます。

痛み(神経症状)

可動領域制限や足の短縮がなくとも、残存する痛みについては、12級13号、14級9号が認定される可能性があります。

骨の変形(長管骨の変形)について

15度以上曲がってくっついた場合、大腿骨の骨端部のほとんどが欠損した場合、大腿骨が外旋45度以上又は内旋30度以上回旋変形癒合した場合は、12級8号が認定されます。